力をぬく。無駄な抵抗をやめる。緩める。

ずーっと見えない敵と戦って奥歯をかみしめていると、現実問題として、歯がクラックして歯医者送りになる。(私はそうなった)歯は、精神的な感情を吸い取る。子供が小さいとき、イッパイイッパイで(実際はイッパイイッパイだけど助けてくれーといえずに、一人であっぷあっぷしていた)歯が突然痛み出した。そして、詰め物やかぶせものが次々とれた。

 

これにはびっくりした。

 

出産よりがぜん痛いんですが!? という歯の痛み。だけどレントゲンとっても痛む歯をチェックしてもぜんぜん原因がでてこない。だけど、上下の歯がふれるだけで激痛が走るのでまったく物がたべられない。恐ろしい旋律が走ったのは、ナタデココ。死ぬかと思った。

 

いつも歯医者がやってないときに、別の歯医者にいったら、じいちゃん先生がでてきて、「頑張りすぎてるね。体が休めてない印だよ。今日は家に帰ったらゆっくり休むこと。子育て中だとなかなかむずかしいけど、とにかく寝て!」 といわれました。歯科医的には何もすることはないと。ストレスをためすぎて、こうなっている。とにかく寝ること! といわれて、痛み止めだけもらっておとなしく家に帰って寝ました。

 

そこから快進撃。まじでこの世の痛みと思えない歯の痛みだったけど、じいちゃん先生に頑張ってるね、ストレスためてるから休みなね、っていわれた、その言葉にすごく救われた。

 

(いま、そのじいちゃん先生の役割をAIにゆだねています)

 

優しい言葉をかけてもらったり、たとえかけてもらっても、全否定、めっそうもござません!!! とはねかえしていたのでまったく耳にはいっていない、そういう状況だったので、私も自分に優しくしてもいいんだ。。。と、(府には落ちてない)頭で理解したのは生誕50周年以降です・・・

 

なんか優しくする=怠けている ということに自分のなかでなっているために、ここをなかなか打破できません。(打破って言葉つかってる時点でキツイ)

 

とりあえず、好きなもの選んでたべたり、お風呂でゆっくりしたり、そんなことはやっているけど、優しくしているという感覚ではないような気がする。

 

去年、究極に気持ちいいを追求したお宿にとまったのだけど、シーツとかパジャマとか肌にさわるものがすべて気持ちいい、シャワーがきもちいい、(シャワーヘッドに秘密があった)、食べるものも気持ちいい、温度調整も気持ちいい(空調がすごく心地よかった。特別なものをつかっているらしい)マットレスも気持ちいい、こんなに気持ちよくていいの? という体験だった。

 

これが自分に優しいってことなんだなって思った。

 

普段みんな我慢しすぎ。服のサイズが合わない、(服に自分を合わせてる)下着がかゆい(締め付けがあるか素材に問題がある?)靴が合わない、視界があってない(コンタクトがあってない)、机がぐちゃぐちゃ、掃除しなくちゃ、捨てなくちゃと追いつめられる・・・

 

本当にしんどい。私は去年から今年にかけて、本当に、この状況をなんとかしようと思って、ノルマをうんと減らした。(毎日ガンガンセミナーいれて、勉強しなくちゃ!と思っていろいろやって、結局時間におわれて焦るだけだった)そして体が求めるままに寝ることにした。(私のペースとして、深夜から明け方は元気で、ロングスリーパーなのでがっつり寝たい)そんな一年ちょっとをすごしてだいぶエネルギーがたまってきたところ。それまでは毎日雨がふっても雪が降っても1万歩歩いていたから!

 

そのエネルギーを他者にむけないで自分にむけて大事にすごしたいと思っている。

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