自分が自分を認めないで一体だれが認めるのか? ということ

いじわる裁判官のようなやつが自分の中にいる。その裁判官はいつも私を罰していダメだダメだと眉間にしわを寄せている。

だから、私はその裁判官にダメ出しされないように気を付けていたし、裁判官にダメ出しされる前に先まわって自分でダメダメ! こんなんじゃぜんぜんダメ! と、ダメ出しをしていた。

小さい時からそうしてきたので、自分ダメ出しをさせたら日本一くらいのレベルになっていて、ダメ出しされるのをまってる自分まで出現していた。

誰のためのなんなん?これ? こんなのちっとも自分のためになるわけない。(あれ?これもダメだしかな?)と、いうことで、

 

だめだしを やめてみようか ほととぎす

やめぬなら 力をみせよう ほととぎす

ダメ出しを やらせておけば 世界平和

 

永遠ループでなかなかやめられない。ちょっとでもへまをすると「ほーれみろ!」いじわる裁判官がさっそくやってくる。

 

これを「自己否定」といいます。自己否定するのにも、何かしらのメリットがあります。自分を否定することで得られるメリットは何か? ちょっと立ち止まって考えてみましょう。こうしていれば、

自分以外の他社からの攻撃をさけられるかもしれない。

ダメな自分だから、失敗するのは当然。期待しないでくださいよアピール。

滅相もございません、私なんぞがお役に立てることはありません、先に試練を回避する。

などなど。

 

弱い自分でいれば、強い人に攻撃をうけない。たまたまうまくできても偶然なんです偶然なんですといって嫉妬を回避する

いっぱいあるよ。メリット。

ただし、現実的には自己否定は自分のためになにもいいことがない。

自分が自分のことをいちばんよく理解しているのだ。

自分が自分を認めてあげて、よしよししてあげて、失敗しても攻撃しないで受け止めてあげて、(だいたいそんな、リカバリー不能なほどの大変な失敗って何?)そんなに責めないでほしい。

自分に優しくできない人が他者に優しくできるわけがないんです・・・

 

 

 

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